1. ホーム
  2. ドキュメント
  3. XC-Connect(エクシーコネクト)
  4. はじめに
  5. 基本的な設定の流れ(XCの実績を外部に転送)

基本的な設定の流れ(XCの実績を外部に転送)

このページではXC-Gate.V3の帳票から取得したデータを
データベース上に表示させるまでの設定の流れを説明します。

はじめに

設定のイメージ

今回は下記イメージを想定したXC-Connectの設定を行います。
データ取得イメージ 指定のXC-Gate.V3の帳票からデータを取得し
データベース上に表示をさせます。

設定の流れ

XC-Gate.V3の帳票からデータを取得し、データベース上に表示をさせる際には
XC-Connectの設定は基本的に、
①機器設定でXC-Gate.V3の帳票からデータを取得
②機器設定で取得したデータを転送設定で転送する
この2つの設定を行うことで連携が可能になります。
設定の流れイメージ

実際の設定

機器設定(XC-Gate.V3)

今回は機器設定でXC-Gate.V3の帳票から下記データの取得を行います。
日報サンプル帳票 まずは、XC-Connectインストール後にショートカットが作成されますので
ショートカットからXC-Connectにアクセスを行います。
パスワード入力後に上記のトップ画面が表示されますので
画面上部の「機器設定」を選択します。
ログイン画面
初回アクセス時のみパスワード作成画面が表示されますので
パスワード作成後にログインを行ってください。
最初の画面 こちらが機器設定の画面になります。
新しく設定を作成する際は「機器の追加」を選択します。
プロトコル選択 機器の追加では接続先の機器を選択します。
今回はXC-Gate.V3から選択するため
メーカー → Technotree
機種 → XC-Gate.V3 データ連携
プロトコル → XC-Gate.V3 実績データ 同期
これらを選択して「次へ」進みます。
接続先入力 プロトコル選択後、接続先の機器の情報を入力します。
今回はXC-Gate.V3にアクセスするため
XC-Gate.V3のサーバーURL、会社コード、システムにログインするIDとパスワードを入力します。
最後に接続テストを行い成功したら、登録します。
ここで入力するサーバーURLは、XC-Gate.V3のサーバーURLの
”https://sv00.xc-gate.com/xcent/”までを入力してください。
※「sv00」はご利用のサーバー番号に変更してください。
サーバーURL
取得データ一覧 次の画面でこのような画面に移動しますが
まだ設定は終わっていません。
ここまではどの機種に接続するか、
つまり「どのXC-Gate.V3から取得するか」までしか設定を行っていないため
ここから「指定XC-Gate.V3からどの帳票を取得するか」を設定します。
「取得データの追加」のボタンを選択します。
帳票入力 取得データの追加では指定のXC-Gate.V3からどの帳票を取得するかを入力します。
実行する帳票番号を入力してデータを取得します。
帳票番号の確認方法は、
XC-Gate.V3の管理画面からデータを取得する帳票の
ファイルIDが帳票番号ですので確認してください。
    帳票番号
保存項目を設定後接続テストを行い
成功したら登録します。
接続テストを行うことで取得先のデータの確認ができます。
登録前に接続テストを行って目的のデータが取得できているかを
確認してください。
    接続テスト
登録が完了した後に忘れずに起動ボタンを押して起動させます。
起動ボタン 機器設定は以上になります。
続いて転送設定を行います。

転送設定(データベース)

先ほど取得したデータをデータベースに表示させる設定を行います。
画面右上の転送設定から転送設定へ移動します。
転送プロトコル選択 転送設定の追加から
メーカー → データベース
機種 → JDBC汎用(SQL)
を選択し次へ進みます。
機器データ選択 まずは機器データを設定します。
ここでは先ほど機器設定で登録した機器データを選択します。
次に設定必要な値を入力します。
最後に接続テストを行い成功したら、登録します。
今回はSQLを使用しているので、
接続先URL、データベースのユーザー名、パスワードを入力します。
転送設定の詳細 次の画面でこのような画面に移動しますので
転送データの追加を選択します。
転送情報の設定 ここでは転送先のテーブルの設定を行います。
転送先のテーブル名 もしくは スキーマ名.テーブル名 を入力します。
今回は「date」と「diary」という2つのカラムを持ったテーブルを転送先に設定します。
テーブル名を入力したら右側の虫眼鏡マークを押下します。
虫眼鏡マークを押下するとテーブル情報が取得されます。
テーブル情報が取得できればページ下部にてテーブル情報が確認できます。
テーブル情報
項目設定 次に項目設定を行います。
ここではどのカラムに帳票上のどのデータを表示させるかを選択します。
項目設定が終われば最後に登録を押下します。
こちらも忘れずに起動をしてください。
データ受信設定にて「データを起動時に登録」で設定しているため
    転送設定を起動したタイミングでXC-Gate.V3の帳票はデータベースに転送完了しています。

実績の登録

実績 XC-Gate.V3のユーザー利用画面で実績を登録します。
今回はpgAdmin4を使ってデータの確認を行います。
先ほど登録した実績がデータベースに表示されていれば完了です。

まとめ

以上、データベースとXC-Connectを使用してデータの連携方法、その一例を紹介しました。
基本的には機器が変わったとしてもデータの取得する方法が変わるのみで
設定の流れは変わりません。
まずは、実際に設定してみて流れを掴んでいただけると幸いです。